New Energy

3Mが日本市場で水素や原子力を強化、PFAS関連リソースを再分配

Morning lark 2025. 9. 25. 07:24

「ポスト・イット」や「スコッチ テープ」などで知られる米国の化学メーカー3Mが、日本でエネルギー事業の本格的な展開に注力している。近年力を入れていたPFAS(有機フッ素化合物)代替材料の開発リソースを再配分し、新しいエネルギー源を重視する日本政府の方針に対応して水素や原子力などの関連技術の導入を優先的に進める方針だ。それを受けて同社の日本法人3Mジャパンは、2025年に入って水素エネルギー関連の材料や原子力向けの複合材料を国内市場に提案するなどしている。

 事業強化に向けて同社が発表した製品は大きく3つ。1つは水素エネルギー関連の「ナノ構造化イリジウム触媒」だ。同触媒は、結晶性有機樹脂の薄膜上に希少金属であるイリジウム触媒をコーティングしたもので、水素を製造するためのプロトン交換膜(PEM)水電解装置に使う。独自のナノテクノロジーで触媒の表面積を最大化し、イリジウムの使用量を従来の2分の1から4分の1にまで削減した。これにより水素製造におけるコスト低減と高効率化が期待できるという。

                                                                       ナノ構造化イリジウム触媒
                           結晶性有機樹脂上にナノメートルサイズの薄膜触媒をコーティングした粉体である。
 

 次に、同じく水素エネルギー関連の「グラスバブルズ(中空ガラス微小球)」だ。グラスバブルズは、ガラスを主成分とする中空の微小球で、高い断熱性能を持つ。従来、軽量化フィラーとして航空機向け材料などに 用いられてきた他、浮力材や基板材料への添加剤にも使われてきた。3Mジャパンはこれをエネルギー分野向けに新提案する。

 

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3Mが日本市場で水素や原子力を強化、PFAS関連リソースを再分配

 「ポスト・イット」や「スコッチ テープ」などで知られる米国の化学メーカー3Mが、日本でエネルギー事業の本格的な展開に注力している。近年力を入れていたPFAS(有機フッ素化合物)代

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