ビールフェスの〝ごみ〟が都市ガス原料に 大阪ガスがメタネーションの実証実験
大阪ガスは24、25日に神戸市で開催されるビールフェス「KOBE BEER JAMBOREE 2024」に使用されるプラスチックカップを回収し、都市ガスの原料を製造する。生物反応を用いてメタンを合成する「バイオメタネーション」の実証実験の一環で、同社は環境に配慮したエネルギーとして令和12年ごろに実用化したい考えだ。 同社は下水汚泥や生ごみなどから都市ガスの主成分となる合成メタンをつくる技術開発を進めている。4年度から京都大や大阪市などと共同で取り組む実証実験では、同市此花区の下水処理場内に設置した試験装置で汚泥を発酵させてメタンを発生。さらに発酵で生じる二酸化炭素も水素と合成することでメタンに変換し、高濃度のガス生成を実現させている。 同社は、この技術を今後普及が予想される生物由来のバイオプラスチックの廃棄物にも応用。今回のビールフェスでは、さとうきびやとうもろこし由来のバイオプラスチック「ポリ乳酸」を素材としたカップが使用され、同社は2日間で約3万個(約240キロ)のカップをごみとして回収、独自技術で約220リットルの乳酸に溶解する。乳酸は汚泥同様にバイオメタネーションの技術で合成メタンへと生まれ変わり、一般家庭約115世帯分が1日に使う量のガスを製造する。 同社エネルギー技術研究所の秋元真也研究員は「(実証実験では)高いメタン濃度で安定的に運転できるかなどを検証してきたが、順調に進んでいる」と話している。 同社は2025年大阪・関西万博の会場でも生ごみを利用した脱炭素の都市ガスを製造する。バイオメタネーションの実証実験としては国内最大規模となり、効果が注目されている。(清水更沙)
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ビールフェスの〝ごみ〟が都市ガス原料に 大阪ガスがメタネーションの実証実験(産経新聞
大阪ガスは24、25日に神戸市で開催されるビールフェス「KOBE BEER JAMBOREE 2024」に使用されるプラスチックカップを回収し、都市ガスの原料を製造する。
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