世界初、乳牛ふん尿からメタノール生成 北海道・興部町と阪大 燃料電池の材料、収益化に期待
Fuel Cell / 2020. 7. 17. 08:27
/16(木) 11:52配信
家畜ふん尿からメタノールを生成する技術について講演する阪大の大久保教授(今年1月、興部高)
【興部】オホーツク管内興部町の硲一寿(はざまかずとし)町長と大阪大先導的学際研究機構の大久保敬教授(光化学)は15日、町内で記者会見し、乳牛のふん尿の発酵時に発生するバイオガスから液体燃料のメタノールを生成することに成功したと発表した。大阪大によると、ふん尿由来のメタノール生成は世界初。メタノールは燃料電池などの材料となることから、ふん尿処理に悩む酪農地帯ではバイオガス発電による売電と並ぶ新たな収益源として期待される。
大久保教授の研究グループは、自ら開発した常温・常圧でメタンガスをメタノールに変換する新技術を応用。町のバイオガスプラントで発生するメタンガスを含むガスに特殊な化合物を混ぜ、光を当てて化学反応させるとメタノールとギ酸に変換される。今年1月に成功したことを確認した。
メタノールは液体燃料や樹脂などの化学製品の原料になり、ギ酸は牛の飼料の添加物として利用できる。大久保教授は「国内のメタノールは全量輸入されており、この技術を実用化すれば、道内の牛のふん尿で国内需要の2割をまかなえる」と試算する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a058c48a541e9b0524c0fd3b608938658841717a
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