イワテック、太陽光由来水素をトヨタ自動車九州に供給
イワテック(長崎市)は7月9日、同社の「再エネ水素実証プラント」で製造した、太陽光発電由来の水素をトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が運用する定置型燃料電池へ6月から供給し始めたと発表した。イワテックが自社製造のグリーン水素を外部企業に供給するのは初めての取り組みとなる。

再エネ水素実証プラントは、出力49.8kWの太陽光発電設備、容量64.4kWhの蓄電池、製造能力5Nm3/hの水電解装置、圧縮能力4Nm3/hの水素圧縮装置から構成される。2021年6月から実証運転を開始した。
天候や時間帯で変動する太陽光発電の電力を、蓄電池と組み合わせたエネルギー管理システム(EMS)で安定化し、発電可能量に応じて水素発生量を適切に制御するシステムを検証している。また、製造した水素を高圧ガスとしてシリンダーに充填し、燃料電池などさまざまな用途で利用可能な状態で市場流通するサプライチェーンの最適化も検討している。
トヨタ自動車九州は2017年以降、製造から使用まで一貫したCO2排出量ゼロのシステム構築を進めている。その一環で、トヨタの燃料電池車(FCV)「MIRAI」の燃料電池ユニット「トヨタFCモジュール」を活用した定置型燃料電池を開発し、実証運用を行っている。
今回、トヨタ自動車九州のグリーン水素利用に関する試みのひとつとして採用された。地元ガス事業者の福岡酸素(福岡県久留米市)を介して、北九州市のトヨタ自動車九州・小倉工場に設置された定置型燃料電池に供給する。グリーン水素の供給量は非公表。
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イワテック(長崎市)は7月9日、同社の「再エネ水素実証プラント」で製造したグリーン水素を、トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が運用する定置型燃料電池へ6月から供給し始めたと発表
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